書評:おしゃれなエコが世界を救う

おしゃれなエコが世界を救う

おしゃれなエコが世界を救う

フェアトレードの衣料を扱うピープル・ツリーを設立したサフィア・ミニーさんの活動記。
いくらフェアトレードのものだからといってサイズが合わないものや色彩的にどうかなって思うようなものは買ってもらえない。なので、きちんと商品力があるものを生産者と協力して作ろう。社会活動も、きちんとビジネスとして成り立たないと、持続的な成長は見込めない。そういう立ち位置で、成長を続けた団体です。サフィアさんは、多分旦那さんの日本赴任にたまたま着いてきたという感じで日本に住み着いた人です。最初から特別なことをしようとした訳ではなく、ちょっとした?があってそれから行動を起こしていった人といった感じです。こういう生き方っていいなと思いました。多分、この本には見えない苦労がいっぱいあるのだろうと思うけど。

ただ、この本のタイトルはちょっと失敗かな。。。?

最後にこの本であげられていた言葉を紹介します。

"Be the change you want to see in the world"
世界に変化を求めるなら、まず自分がその変化になりなさい。

現状に不満を言っているなら、自分から変わっていかなければいけない。覚えていたい言葉です。