SpringSource Application Platform

JEE6がいまいち見えない中、次にサーバサイドJavaで結構来るのは、OSGiとかJava Mudolesとかそのあたりのモジュール化をうまく扱うものだろうなと思っていたのですが、SpringSourceから、Spring+OSGi+Tomcatな環境をSpringSource Application Platformとして出してきました。

SpringSource Launches New Application Server without Java EE

ただ、このInfoQの記事のタイトルを見ると、Java EEじゃない環境みたいなように見えるけど、その心はレガシーなEntity Beanをサポートしなかったりすることだと。ただ、JNDIもサポートしないあたりの割り切りは結構すぱっと来たなと思います。レガシーJ2EEな環境をサポートする必要がない会社の強みかも。

PAR (Platform ARchive)ファイルをデプロイすると、その中の特定のXMLファイルが読み込まれて、その定義によってそこに含まれるBeanがアプリケーションコンテキストに追加される模様。

アプリケーションサーバの世界では、すでにJEE5とかJEE6の仕様に準拠するということが競争のポイントでは無くなってしまっているような気がしますが、その次のポイントとして、このあたりのモジュール管理の仕組みが出てくるのでしょうか?

ちょっとこの分野は混沌としてきたような気がします。